看護師の方は、仕事柄腰への負担が大きいため腰痛に悩んでいる方も多いと思います。
多くの看護師が腰痛を抱えてしまうと、今後の仕事にも支障をきたしてしまいますよね。
そのため、職場でも腰痛予防を考えた対策が必要となります。
特に、介助では腰への負担が大きくなりますから環境改善が必要です。

どうして腰痛が起こってしまうかというと、腰への負担が大きくなる姿勢が増えてしまうためです。
看護師の仕事は患者さんの目線になって仕事をすることが多いため、どうしても中腰のスタイルが多くなってしまいます。
そして、腰へ大きな負担がかかり、痛みが出てしまうことになります。
特に介助の際には、腰への負担は大きくなりますので介助環境を見直していくことが大切です。
例えば、患者さんのベッドの高さ調節の際には、一度患者さんをベッドから降ろす必要があります。
人手が足りないと一人でこれらをこなすことも多いと思いますが、出来れば介助作業の際には二人で行う様に徹底し、負担を少しでも抑えていくと良いでしょう。
患者さんにとっても、二人の介助の方が安心感がありますからね。
「自分は腰痛はないから、二人で行う必要はない」と思っている方も、日頃の蓄積により将来的に腰痛を引き起こしてしまう可能性もありますから、予防のためにもこういった環境改善に取り組んでいくことが必要となるでしょう。
早めに環境改善を行い、今後腰痛で苦しむ看護師を減らしていくことが大切です。